当院では、舌側に矯正装置をつける治療方法だけでなく、ホワイトワイヤーを使用した治療方法、マウスピース型(カスタムメイド)矯正装置を使用した治療方法を選択することできます。
①主訴:前歯でかめない
②診断名あるいは主な症状:叢生を伴う開咬症例
③年齢:19歳
④治療に用いた主な装置:ブラケット矯正装置
⑤抜歯部位:上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯
⑥治療期間:1年7か月(来院回数は24回程度)
⑦治療費概算:115万円(治療費、処置料金、保定装置料金のすべてを含む税込み料金になります)
マウスピース型矯正装置(インビザライン)について
当院は、米国のアライナンテクノロジー社が製造・提供しているマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用しております。これまで100カ国以上で提供され、1200万人(2022年2月時点)を超える患者様が治療を受けられています。
治療のメリット
・装着しても目立ちにくい
・取り外しができる
・金属アレルギーの心配がない
・治療期間中の食事の制限がない
治療のデメリット
・正しい装着方法で20時間以上使用しないと、目標とする効果をえられないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になること
・症状によってはマウスピース型矯正装置で治療できないことがあること
・装置の紛失の可能性があること
・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になる可能性があること
<未承認医薬品、医療機器を用いた治療について>
①マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
②マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、アラインテクノロジー社の製品であり、インビザラインジャパン社を介して入手しています。
③国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
④マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。